主な病気の説明
双極性障害(躁うつ病)
時期により躁状態とうつ状態をくりかえし生じる病気です。
躁状態の症状:睡眠時間が極端に短くても平気・人の意見に耳を貸さない・気が大きくなり行動が活発になる・多弁多動となる・周りの人に攻撃的となることもあるため、社会的なトラブルを防止するため行動制限や入院が必要なこともあります。
うつ病
「うつ病」という病気の名前はよく知られていますが、実際にうつ病にかかった時にはご本人もご家族もそれとは気づきにくい病気です。「気持ちが晴れない、何をするのもおっくう、物事に興味や関心がなくなった。疲れやすい、眠れない、食欲がない」などの状態が日常生活に影響が出るほどに続く場合は、うつ病の恐れがあります。
社会不安障害
人の前で話をしたりするときにひどく緊張し、そのことがひどく苦痛で、それから逃げてしまうなど。 心臓がドキドキしたり、冷汗がでて話ができなくなる状態のことをいいます。
パニック障害
ある日突然起こる激しい動悸・発汗・ふるえ・息苦しさ・胸部の不快感・めまいといった体の異常と共に、息を吸えてない気がしてこのままでは死んでしまうというような強い不安感に襲われる病気です。周りの人もびっくりして救急車を呼んで病院を受診しますが、病院に着いたころには症状が軽くなっていることが多く検査をしてみても身体の異常は見つかりません。
過敏性腸症候群
朝、学校に行く前など緊張するとおなかが痛くなり、下痢やおなかが張ったりします。便秘と下痢を繰り返す場合もあります。胃腸の検査をしても異常はなく、ストレスによる症状です。 治療は生活習慣の改善や薬物療法、カウンセリングなどです。
強迫神経症
考えまいと思うのに自分の意思に反して不合理な考えが繰り返し浮かんできて(強迫観念)、日常生活にも支障が出ます。
■不潔恐怖…ドアノブや手すりなど汚染に対して強い恐怖によって触ることができなくなります。
■確認行為…ガス栓・電気器具・鍵などの確認を何度もするようになる。
■加害恐怖…罪をおかしてしまったのではないかという強迫概念に駆られ何度も確認してしまいます。
自己臭恐怖症
自分の臭いへの不安から学校や会社へ行けなくなります。 他人からくさい・におうといった言葉を受けたことが原因でトラウマになり常に自分のにおいを敏感に気にするようになる症状です。電車やバスなどで他人がせき込んだり鼻をすすったりした時に自分が臭いせいだと思い込んでしまったりします。 治療は薬物療法と認知行動療法が基本です。
てんかん
脳の働きの障害のために、突然気を失ってひきつけて倒れたり、急に動作が止まり声をかけても返事がなかったりする症状が慢性的、発作的に生じる病気です。
発達障害
発達障害とは、生まれつきの脳機能の発達のアンバランスさと、その人が過ごす環境・周囲の人との関係などのミスマッチから社会生活に困難が発生する障害のことをいいます。 自閉症スペクトラム障害・注意欠陥・多動性障害・精神遅滞・学習障害
うつ病かもしれないと感じたり、悩んでいませんか?
うつ病のご相談は北九州市八幡西区の香西洋クリニック
「うつ病」という病気の名前はよく知られていますが、実際にうつ病にかかった時にはご本人もご家族もそれとは気づきにくい病気です。「うつ病」といってもひとくくりに考えるのではなく、うつ病にもいろいろあって、治療法もひとつではないことを知っておくことが大切です。一人ひとりうつ病の症状・治療法も違っていて当たり前なのです。 うつ病も早期に発見して早期に治療を開始するほうが治りがよいと言われています。
また気が付かないまま放置して治療が遅れてしまうと、うつ病が重症化して休職や最悪、自殺に及ぶことになりかねません。 うつ病が疑われたら早めに受診されることをおすすめします。
~うつ病が疑われる症状~
・抑うつ気分(憂うつ、気分が重い)・何をしていても楽しくない、興味がわかない・眠れない・一日中ねむい・イライラして、何かにせき立てられているようで落ち着かない・自分には価値がないと感じる・思考力が落ちる・死にたくなる・食欲がない・体がだるい・疲れやすい・頭痛や肩こり・動悸・胃の不快感・便秘がち・めまい・口が渇く
ひとりで悩んでいませんか?
「うつ病」という病気の名前はよく知られていますが、実際にうつ病にかかった時にはご本人もご家族もそれとは気づきにくい病気です。 「気持ちが晴れない、何をするにもおっくう、物事に興味や関心が無くなった。疲れやすい、眠れない、食欲がない」などの状態が日常生活に影響が出るほどに続く場合は、うつ病の恐れがあります。うつ病も早期に発見して早期に治療を開始するほうが治りがよいと言われています。また、気づかないまま放置して治療が遅れてしまうと、うつ病が重症化して休職や最悪、自殺に及ぶことになりかねません。うつ病が疑われたら早めに受診することをおすすめします。
うつ病の主な症状とは
気分の落ち込みが
2週間以上続く
物事への興味や関心が
乏しくなる
眠れない・食欲がない・体がだるく疲れやすい
このような症状があって、しかも内科的に異常がないと言われた場合はうつ病が強く疑われます。香西洋クリニックにご相談ください。
うつ病の原因・治療法とは
うつ病の原因とは?
うつ病の原因とはストレスによるものがほとんどです。 環境の変化からくるストレス・人間関係からくるストレス現代社会を生きていくうえではストレスとは無縁の人はいないのではないのでしょうか?とりわけ経済苦、生活苦、長時間労働やそこから派生してくるさまざまな家庭内の問題などもうつ病発病の要因は人それぞれ様々です。
<若年者のうつ病について>
児童・生徒の不登校は未だもって減る傾向になく、当の子供さんもまた親御さんも深刻に悩んでおられます。最近は不登校の中でもうつ病の子供さんが増えてきていると言われています。
<うつ病だと感じたらどうしたらよいのでしょうか?>
まず精神科、心療内科へ受診して相談することです。
うつ病の治療方法とは?
【環境調整】
ストレスの原因がはっきりしている場合は、それらを取り除くか軽くすることが治療上もっとも重要なことです。
【休養を取る】
うつ病の症状が強い場合は休養が必要です。学校や会社を休み、主婦の場合は家事労働の負担を除くことが必要です。時によっては入院による休養加療が効を奏する場合もあります。特に死にたい気持ちが強く、自殺を図る恐れが強い場合は休養と安全を確保するために入院が必要となります。
【薬物療法】
これらがうまくいけばうつ病は治る病気ですが、無理をすると病気が長引くこともあります。うつ病は自殺の原因とされる病気の中で一番頻度の高い病気ですので、早期発見・早期治療が重要です。